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新潟市立小針中学校地元民謡「新潟甚句」音楽授業実施(講師 櫛野節謡)

平成5年度からの音楽科新学習指導要領の実施に伴い 中学校において民謡歌唱指導が開始されております。
新潟市でも12月 新潟市立小針中学校において 地元の民謡「新潟甚句」の授業を行っています。
民謡は方言を唄ったものですから「こぶし」や方言の訛りに 音符や50音では表記できない部分が有り 先生も
生徒も 今までの音楽教育と勝手が違う戸惑いがあったようですがそれでも生徒は元気いっぱい唄ってくれました。

我が国の音楽教育は,明治期の学制改革によって日本におけるその近代西洋音楽を中心とした
音楽の目覚ましい発展をとげたが,学校の音楽科教育の現場において日本の伝統音楽を含む
日本の民俗的音楽のすべてを意識的に排除し,差別してきた事実があり,そのことによる
損失は非常に大きく,その結果,日本の伝承音楽が急速に消失しつつある。

一方西欧諸国の初等教育における音楽の教材は,自国の伝統的な音感覚の育成を重視し
その国における伝承的な音楽を中心として扱われていて,子供の頃から国民的な
自覚を促し,自然のうちに伝統的な音感覚が育成されていると言われている。


平成5年度に実施された『中学校指導要領』第3章,2「現教材には,郷土の民謡を取り上げること」とし,
身近な民謡を取り上げるということは,それぞれの地における伝統的な文化に親しむことであり,
そのことが日本の伝統的音楽についての認識を深め,その継承と発展に寄与することになろう。

なお,教材化に当っては,郷土の自然,歴史,生活,文化などの表現した教育的価値のあるのを選択
すると共に,教材として用いるためこは,必要に応じて歌詞などを修正したり,器楽曲に編曲したりして
扱うなどの配慮をすることが望まれる。また身近な民謡にかぎらず,より広い地域から選択してもよい
(文部省,88)

平成26年度新潟市立小針中学校民謡歌唱指導模様クリック

平成27年度新潟市立小針中学校民謡歌唱指導模様クリック

平成28年度新潟市立小針中学校民謡歌唱指導模様クリック

平成29年度新潟市立小針中学校民謡歌唱指導模様クリック

 

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